女子的土木散策レポート

Report

2017.09.17

見所いっぱい!舞子公園その1

世界一の吊り橋「明石海峡大橋」の麓にある舞子公園。
実はこの公園は兵庫県立都市公園の第1号なんです!

公園としてスタートしたのは明治33年。
当時の舞子浜は白砂青松の風光明媚な行楽地として人気のスポットで、周辺には旅館や別荘も多くありました。

公園の広さは3.8haで、遊具などが設置されておらず、松の木と海の景色が広がっていたそうです。
その後、時代の流れとともに遊具や東屋が設置された他、道路整備の関係で公園は拡張されました。(現在の広さは7.8ha)

平成10年になると、世界一の吊り橋といわれる明石海峡大橋が開通し、橋の内部に展望施設である「舞子海上プロムナード」を設置。
他にも松林を中心とした緑たっぷりの敷地内に歴史的な建物もあり、一般公開もしています。

今回はそんな舞子公園の魅力を2回に分けてたっぷりご紹介します!!

第一回目は舞子デッキと、舞子海上プロムナードです!

【ここも舞子公園なんです!舞子デッキ】

JR舞子駅を出て海の方へ歩くと、歩道橋の上にたくさん植物が生えているのが見えてきます。

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実はここも舞子公園なんです!

舞子デッキという銘板があり、松やソテツなどたくさんの植物が植えられています。

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この囲われている部分は温室になっています。

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日当たりもいいので、ここで本を読んだり、休憩したり、いろんな人がくつろげるスペースになっています。

 

【舞子公園には明石海峡大橋が見える絶景スポットがいっぱい!】

舞子デッキをさらに海側へ進んで行きます。
すると、見えてきたのは明石海峡大橋!

明石海峡大橋とは?
平成10年に開通した神戸市垂水区東舞子町から淡路島の岩屋を結ぶ、明石海峡を横断して架けられた橋です。

全長3911メートル、中央支間長1991メートル、高さ298.3メートルの世界最長の吊り橋ということで、ギネス世界記録にも認定されています。

舞子公園内には明石海峡大橋が見えるスポットがたくさんあります!

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まずは何と言ってもこの景色!

ちなみにこの丸いモニュメントは「夢レンズ」というもの。
明石海峡大橋の生みの親である元神戸市長 原口忠次郎氏の顕彰碑として造られました。

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夢レンズ越しに橋を撮影するのが人気だそうです。

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逆からみる橋も素敵です!
この角度は外国人観光客にも大人気で、写真撮影の列ができるほど。

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真下から見上げる橋もかっこいい!
近づいて見ると、改めて世界最長の長さだと実感できます。
奥に見えるのが淡路島です。

他にもいろんな角度から橋を見ることができるので、自分の好きな景色を探しながら散歩するのもおすすめです。

夕日もとってもキレイなので、朝から夕方までいろんな時間帯が楽しめます!

 

【海上47メートルからの絶景!舞子海上プロムナード〜】

ここは明石海峡大橋の開通と同時に造られた展望施設。
海面からの高さ47メートルの位置から橋や舞子の景色を見ることができるおすすめの場所です。

そして、なんと2016年には明石海峡大橋と舞子海上プロムナードがセットでミシュラン・グリーンガイドに「二つ星」として登録されたんです!

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一階部分では明石海峡大橋の資料や動画を見ることができます。

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お願い事が叶う布袋さんもいます。
実際に願い事が叶った方もいるんだとか☆
私も密かにお願い事をしてきました。
叶うといいなぁ♩

エレベーターに乗って、展望スペースがある8階へ向かいます。

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エレベーターを降りると子どもたちの絵がお出迎えしてくれました。
この展望ラウンジでは季節によっていろんな展示を行っているそうです。

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展望スペースには双眼鏡が設置されているので、遠いところまで見たい方にはおすすめです。

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とても見晴らしが良く、舞子公園と海が一望できます。
中心部分に見えるのは孫文記念館(移情閣)。

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これは、明石海峡大橋の主塔の一番上の部分からの景色を見られる望遠カメラシステムです。
上部に設置されたカメラを遠隔操作することで360度、どの方向の景色も楽しめます。

ちなみに私が見た時は、橋の上で点検をしている方の姿がバッチリ見えました。
明石海峡大橋では毎日、安全点検を行っているそうです。
高いところが苦手な私は、高いところで作業をしている姿を見ただけで足がすくんでしまいました(笑)

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いよいよ、この施設の目玉である明石海峡へ突出した回遊式遊歩道へ!

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左に曲がるとさっそく現れたのは「海上47メートルの丸木橋」。この丸い空間が宇宙っぽくてめちゃくちゃかっこいい!

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思っていた以上の高さにびっくり!
足元がガラスになっているので海面が鮮明に見えます!

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さらに宇宙っぽい回廊を進んでいきます。

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突き当たりはガラス張りになっていて、海と橋が見れます。
この鉄骨の重なり具合が最高にかっこいいです!

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中央にはベンチがあり、じっくり橋を楽しめるスペースになっています。

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ちなみにこの場所は橋が真正面に見える絶景スポット!
ずっと見ていられるぐらいかっこいいです。

回遊式遊歩道、見どころしかありません!
めちゃくちゃオススメですよ〜!!

展望ラウンジでは明石海峡大橋にちなんだお土産も販売されています。

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これはオリジナルTシャツと手ぬぐい。
他にもご当地のお土産がたくさん売っていました。

喫茶店もあるので、回遊式遊歩道を満喫した後はゆっくりするのもいいですね。

<舞子海上プロメナード情報>

開館時間:9時〜18時(通年)
9時〜19時(ゴールデンウィーク・夏休み)
最終入館 閉館30分前

休館日:4〜9月は無休
10〜3月は毎月第二月曜日(祝日の場合は翌日)12月29〜12月31日

入館料:一般 平日250円(シルバー100円)
土日祝300円(シルバー150円)

  • 団体割引あり
  • 高校生以下は無料

お得な3館共通入館券も販売中!
孫文記念館(移情閣)、舞子海上プロムナード、橋の科学館3施設セットで680円の入館券もあります!

 

舞子公園のシンボル的存在の明石海峡大橋。

外から見る橋のある景色も素晴らしいのですが、舞子海上プロムナードで資料を見たり、間近で橋の高さや規模感を体験することで、より楽しめるので是非立ち寄っていただけたらと思います!

次回は舞子公園にある旧武藤山治邸、孫文記念館、旧木下家住宅をご紹介します!

お楽しみに!