2022年1月15日一般公開・「1.17希望の灯り」レポート
2022年1月15日は 一般公開及び「1.17希望の灯り」でした。
こちらは受付の様子。
13時から会場だったのですが、それ以前から来られる方が多かった印象です。
この日の気温は8.7度。隧道内は10.5度でした。
受付では、受付表の記入を行います。
検温、手指の消毒をおこない、隧道内へと入っていただきます。
斜路ではパネルを一枚ずつ、じっくり見る方がとても多かったです。
今月は震災のメモリアルイベントとして「1.17希望の灯り」を開催しました。
斜路を降り切ったところで、湊川隧道保存友の会の佐々木から、
今回の「1.17希望の灯り」について話をしました。
13時半になると、分灯されてきた「希望の灯り」からロウソクに火を移し、灯籠に灯りを付けていきます。
光の灯ったロウソクを手に、隧道内を進んでいきます。
一人ずつ、慎重に運んでいきます。
火が消えないようにゆっくりと。
それぞれの場所でスタンバイ。
合図で竹灯籠に火を灯していきます。
隧道の奥には竹灯籠で作られた「1.17」の文字。
こちらも、参加者の方々と一緒に火を灯していきます。
今回は、お子さん連れで来られる方も多かった印象。
小さなお子さんも、真剣な眼差しで火を灯しています。
全ての竹灯籠に火が灯りました。
竹灯籠が並ぶ隧道内部の様子。
1.17の数字。
竹灯籠の光と、隧道内の光がマッチしています。
阪神・淡路大震災から27年。
実は、湊川隧道も震災で下流側坑門が崩壊し、隧道内部の一部で煉瓦の剥離、亀裂などが発生しました。
震災の影響もあり、湊川隧道は役目を終えることになったのですが、この「希望の灯り」を通して、震災について考えるきっかけになればと思っています。
全ての火が灯ったら黙祷をしました。
この日の来場者は350名。
兵庫区内の方がたくさん来られていました。
ちなみにこの日は共同通信とJ:COMの取材や、神姫バスのツアー、みんなのバスのツアー参加者の方々も来てくださいました。
一般公開後は、湊川隧道保存友の会メンバーで片付けをしました。
友の会では、一緒に活動してくれる仲間を募集しています。
年に一度だけの参加でもオッケーです。
一緒に活動してみませんか?
活動してみたいなと思う方はこちらへ。
そして現在、隧道ではフォトコンテストを実施しています。
みなさまのご応募、お待ちしております!